VOCALOIDの名前について考えてみる
ボカロ人気反映!? 「リン」「レン」「ミク」が名前ランキング上位に
こんな記事が出ていたので今回はVOCALOIDの名前について考えてみます。
まぁ、書いている方もただネタにしているだけだと思いますが、ボカロ人気反映なんてことはただのこじつけですね。
世間一般的にVOCALOIDはそこまで認知度がないのですから明らか。
というか、見出しに「ボカロ」って表記をしている時点でかなりのボカ廃向けですよね。
通常、VOCALOID→ボーカロイド→ボカロ、という順で廃度は増して行きます。
まぁ、これはそこまで関係ないので本題に入りましょう。
実は「リン」「レン」「ミク」という名前の読みは今年に限らずここ5年ほどの新生児の名前ランキングの上位に入っています。
ですから、どちらかといえば初音ミクという商品を発売した側がこの名前ランキングを参考にした可能性が高いです。
ちょうどメインユーザーであろう20代から30代が自分の子供に付ける名前のセンスと同じなんですね。
これがソフトに愛着を持たせている要因の一つなのではないかなと個人的には思っています。
生まれたてのわが子を育てるような感覚とでも言いましょうか。
逆にそれ以前に発売されているMEIKOとKAITOは声の提供者の名前を元にしています。
MEIKOの声を提供されている「拝郷メイコ」さん。
KAITOの声を提供されている「風雅なおと」さん。
お2人とも芸名だと思われますが、拝郷メイコさんは本名を元にされている分、名前もご本人が生まれた時代の色が強くなっています。
風雅なおとさんは何時頃芸名を決められたのか不明なのでちょっとよく分かりませんが。
クリプトン社のVOCALOID製品の名前に約30年ほどの幅があるわけです。
逆にインターネット社のVOCALOID(がくっぽいど)「神威がくぽ」ですが、ユニークさを貫いています。
現実的な部分がどこにもない。
(名前ランキングに掲載されたことがない。)
同じ商品でも名前を変えたらまったく売り上げが変わるなんてことをマーケティング等の話で聞きますが、この辺り何かあるのかもしれませんね。
インターネット社は有名歌手を期用する方向らしいので、名前という観点から言えば、ソフト購入者と同年代、もしくは上の世代の名前ということになります。
ただ、芸名であることが多いでしょうから、そのまま生まれた時代を表す名前ってことにはならないでしょうが。
商品の名前って大事ですよねと思いました。