ニコニコ一次創作とタグの価値。

今日はニコニコ関連のお話。
自分はニコニコ全体に関しては以前ほど把握できなくなっているので話半分程度に。
最近このような記事やら動きやらが出現しています。

ニコニコ動画の一次創作系動画に光を当てるためには - バレエイメージ研究所日誌
http://d.hatena.ne.jp/usuiou/20090411/1239451224


あかやかな日々 ニコ動オリジナル曲界隈を盛り上げよう、っていうコミュ作った
http://akayaka.blog24.fc2.com/blog-entry-77.html

とりあえずざっと思ったことを列挙。

1.素人でも分かる明確な定義を持つ一次創作系のタグが必須


動画への導線の確保。
現在の一次創作系の露出の少なさは導線が十分に確保されていないことが大きい。
作者のサイトに行く以外にどこでそのオリジナル動画が公開されているか知ることができる?
もしその作者サイトのアクセスが極端に少なかったらその作品が世に出ていることを知ることはあまりにも難しい。


曖昧なタグ、素人では判断が難しい専門性を必要とするタグは淘汰されやすい。
→これはそのタグ、このタグじゃないとタグの付け合い、消し合いになる。
→主にジャンルタグとして定着が難しくなる。


2.一次創作系のタグが付くことの効果


これも動画への導線の確保。これにはタグ検索以外のでのタグの利用方法が必須。
タグの価値を上昇させる。

2-1.抽出システムの出現


要は玉石混合の中からわかりやすく視聴者に情報を提供するものの出現。
具体的にはランキング動画、紹介動画等。
1つのランキング動画で30動画が紹介されたとなると、単純に30の動画への導線が確保されたことになる。
タグが整えばランキング動画等のサポート系動画が作れ、各オリジナル作品への導線が確保される。

2-2.ニコニコ大百科での該当タグの記事出現


このタグがどういった定義のものなのか、どのような動画に対して付くのか確認することができる。
タグを付けられた動画主、視聴者に対して記事内容が充実していれば充実しているほど安心感を与える。
→結果的にタグの普及へ貢献。


また、大百科間でタグ記事のリンクが活発になれば、結果的に下位のカテゴリのタグも充実、分かりやすくなってくる。
細分化した詳細ジャンルのタグが20も30もあってもどっかでまとめてくれないと分からないよねという話。

3.タグの価値を上昇させるには


・該当タグの付いている動画数を増やすこと。
→定義に即した動画がタグ一つで見つかるということは重要。また、そういったタグが存在することの認知にも繋がる。
→認知が進み動画アップロード者が自分で付けるようになれば完璧。


・大百科に記事を立てること。
→大百科に充実した記事があるだけでタグの価値が急激に上昇。意味のあまりないタグよりも消されにくくなる。


以上、簡単ですが列挙してみました。


数があっても探せないのが一番の問題。
これでもかというくらい分かりやすく探しやすくしないと普通の人は驚くほど探してくれませんし、見てくれません。
逆に見つけやすいと予想以上に見てくれます。


多分、タグを扱う人材(アップロード主、ランキング系集計者、大百科編集者)と時間さえあれば人為的なタグの価値上昇は可能だと思います。
そっから先どうなるかまではわからない。